ITmedia Inc.

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1999

設立

1999年12月。ソフトバンクグループ初のオンライン出版企業として、IT分野の総合情報サイトを運営するソフトバンク・ジーディーネット株式会社[現アイティメディア株式会社]設立

2004

「ZDNet Japan」から「ITmedia」へ

2004年1月。米国ZDNet Inc.との合弁契約を解消し、ソフトバンク・アイティメディア株式会社に社名変更。メディア名を「ZDNet Japan」から「ITmedia」へ変更

2005

アットマーク・アイティと合併/メディアセレクトを子会社化

2005年3月。IT分野専門オンライン・メディア企業、株式会社アットマーク・アイティと合併し、アイティメディア株式会社に社名変更

2005年11月。エンタープライズ分野専門のメディア企業、株式会社メディアセレクトを子会社化(2006年2月合併)

2006

TechTarget社と提携

2006年5月。米国TechTarget社と提携、リードジェネレーションビジネスを開始

2006年5月。TechTargetジャパン正式オープン

2007

株式公開

2007年4月。東京証券取引所マザーズに上場

2007年4月。Webで読む総合ビジネス誌「Business Media 誠」開設

2007年8月。製造業エンジニアを対象にした技術情報ポータル「MONOist」開設

2008

スマートフォン向けサービスを本格化

2008年11月。iPhoneの日本発売に合わせて、いち早くiPhone向けアプリ「ITmedia」を公開、スマートフォン向けのサービスの開発・提供を本格化

▼2008年度 業績ハイライト(連結)

売上高:3,094百万円

営業利益:32百万円

経常利益:57百万円

当期純利益:-51百万円

純資産額:3,886百万円

総資産額:4,099百万円

2009

バーチャルイベントサービス開始

2009年11月。米国ON24社との提携によるバーチャルイベントサービス開始

▼2009年度 業績ハイライト(連結)

売上高:2,551百万円

営業利益:-184百万円

経常利益:-172百万円

当期純利益:-241百万円

純資産額:3,644百万円

総資産額:3,951百万円

2010

E2パブリッシングを子会社化

2010年1月。E2パブリッシング株式会社を子会社化(2010年3月合併)、エレクトロニクス分野の技術情報サイト「EE Times Japan」を取得し、製造業向けメディアを拡大

2010年4月。リードジェネレーションマーケティングの質的な向上を目指す、リード研究所設立

▼2010年度 業績ハイライト(連結)

売上高:2,686百万円

営業利益:-88百万円

経常利益:-79百万円

当期純利益:-201百万円

純資産額:3,459百万円

総資産額:3,843百万円

2011

「EDN Japan」を譲受

2011年4月。ネット上の旬な情報を幅広く紹介する「ねとらぼ」を開設

2011年7月。エレクトロニクスエンジニア向けデジタルメディア事業「EDN Japan」を譲受

▼2011年度 業績ハイライト(連結)

売上高:2,864百万円

営業利益:139百万円

経常利益:151百万円

当期純利益:174百万円

純資産額:3,641百万円

総資産額:4,108百万円

2012

スマートジャパン開設

2012年7月。節電・蓄電・発電に取り組む企業の課題解決サイト「スマートジャパン」開設

▼2012年度 業績ハイライト(連結)

売上高:2,898百万円

営業利益:183百万円

経常利益:187百万円

当期純利益:128百万円

純資産額:3,703百万円

総資産額:4,058百万円

2013

初の配当を実施

将来の成長のための投資を実行しながらも株主の皆様に利益還元できる財政基盤・環境が整ったと判断し、創業来、初となる配当を実施

▼2013年度 業績ハイライト(連結)

売上高:2,890百万円

営業利益:326百万円

経常利益:331百万円

当期純利益:202百万円

純資産額:3,917百万円

総資産額:4,266百万円

2014

15周年

2014年12月。会社設立15周年

2015年3月。プライバシーマークを取得

▼2014年度 業績ハイライト(連結)

売上高:3,163百万円

営業利益:488百万円

経常利益:506百万円

当期純利益:293百万円

純資産額:4,251百万円

総資産額:4,853百万円

2015

キーマンズネット譲受

2015年4月。株式会社リクルートホールディングスより、法人向けIT製品選定サービス「キーマンズネット」を譲受

2015年10月。株式会社ユーザラス[現発注ナビ株式会社]を子会社化、システム開発案件のマッチングサービスサイト「発注ナビ」を取得し、リードジェン事業を拡大

2015年10月。ナレッジオンデマンド株式会社の株式を取得、持分法適用関連会社化。マニュアルのクラウド化を推進

▼2015年度 業績ハイライト(連結)

売上高:4,376百万円

営業利益:825百万円

経常利益:826百万円

当期純利益:527百万円

純資産額:4,670百万円

総資産額:5,504百万円

2016

TechFactory開設

IFRSへ移行

2016年4月。製造業のための製品/サービスの導入・購買を支援する会員制サイト「TechFactory」開設

2016年7月。ナレッジオンデマンド株式会社を子会社化

▼2016年度 業績予想

売上高:4,450百万円

営業利益:700百万円

当期利益:475百万円

純資産額:

総資産額:




日本にインターネット専業のメディア企業ができるまで


革命前夜のソフトバンク

若手社員の斎藤未来が、インターネットと当社のあゆみについて、社長の大槻にインタビューしました。

斎藤 当社はインターネット専業メディア企業ですが、大槻社長とインターネットとの出会いを教えてください。
大槻 日本で一般的にインターネットが普及し始めてきたのは、1995年にWindows 95が発売された頃でしょうか。ちょうどその頃、私はソフトバンクの出版事業に携わっていて、インターネットに関連する書籍を出版しようとしたのがきっかけですね。
斎藤 インターネットとの出会いで、何か印象的だったことはありますか?
大槻 メールですね。職場では皆、電子メールを使うようになっていきましたし、 仕事のやり方を変えていったことが印象的でした。孫社長の秘書時代、車の中で、孫社長が隣にいる私に「メールで指示するぞ」と、メールを送ったものの、当時は環境も整っておらず、すぐには届かなかったですよね。「今送ったぞ」「まだ届きません」というやりとりをしている最中に、メールのデータが世界中を巡り巡って、ようやく隣にいる私に届いた、という思い出があります。今となっては笑い話ですが……。

インターネット広告との出会い

斎藤 そんな思い出があったのですね。そうした中で、特に広告ビジネスに携わるようになったきっかけを教えてください。
大槻 1996年の1月8日、孫社長にソフトバンクの幹部が10人くらい呼ばれ「これからソフトバンクはインターネットカンパニーになる」という、ソフトバンクインターネット宣言がありました。Yahoo! JAPANを立ち上げようとしていたのです。もちろん、その場にはYahoo!創業者のジェリー・ヤンもいて、孫社長は私にこう言ったのです。 「大槻、お前がなんで呼ばれたかわかるか? Yahoo! はインターネット広告で儲けているらしい。おまえは、ジェリー・ヤンのところへ行ってインターネット広告を勉強してこい」と。それから急遽アメリカに飛び、雨漏りするような当時のYahoo!のオフィスでインターネット広告を学んだのです。それがインターネット広告との出会いでした。それからアメリカの原稿サイズを日本版のサイズに直して、自分たちでインターネット広告業界のスタンダードを決めていきました。
斎藤 私たちが提供しているインターネット広告枠の大もとに大槻社長が関わっていたんですね。


アイティメディア株式会社設立の経緯

斎藤 Yahoo! JAPANで本格的にインターネット広告が始まり、そこからどういう経緯でアイティメディアが設立されたのでしょうか。
大槻 無事、Yahoo! JAPANも立ち上がった後に、また孫社長に呼ばれ、今度は「お前がやっている出版事業を全部インターネット化しろ」というミッションが下されましてね。今、雑誌で読んでいる新製品の記事や、使い方の記事も全てインターネットで読む時代になるから、早くインターネット化しろ、ということで30人くらいで始めたのが当社の前身なのです。しかしインターネットメディアを始めたものの、ビジネスの収益モデルも、投資対象となるインフラも異なりますし、出版ビジネスとは似て非なるものでした。そこで孫社長に「別の会社にさせてください、社長は私がやります」と言ってアイティメディアが誕生したのです。

設立当初の苦労や困難

斎藤 全てをインターネット化ですか!

今となっては疑問に思いませんが、当時としては大変な決断ですよね。まだインターネットで情報収集することは、当たり前ではなかった時代だと思うのですが、どのような苦労や困難がありましたか?
大槻 まずメディアの視点でいうと「アイティメディアだけにしかない価値をどうやってつくるか」ということに苦労しました。しかしそれに向かって「自分たちにしかない情報コンテンツを継続して提供し続ける」という意地を持ち、まい進してきました。
当時、命がけで頑張ったのは現在アイティメディアの取締役でもある後藤周子さん。

朝4時には出社し、ライセンス契約をしている海外の主力媒体を全て見て、日本の読者に必要とされる記事をピックアップし、翻訳者に回す。そして戻ってきた原稿をチェックする。ときには自分も翻訳して朝、読者に届ける。体力的にも精神的にも大変だったと思います。でも「他には絶対に負けない、唯一無二の存在になる」という、コンテンツを作る人間としての意地があったのでしょう。そういうものがないと、メディアは絶対に成功しないですからね。

ビジネスの視点でいうと「自分たちが育ててきたメディアとの決別」ですね。当社は、米国の会社とジョイントベンチャーで設立しましたが、やはり違う国と一緒に仕事するのは大変です。事業に対するものの考え方や価値観が異なり、米国の会社とうまくいかなくなりました。そして、ZDNetではなく、新しくITmediaというブランドで事業を行うようになったのですが、やはり自分たちが育ててきたブランドを捨てるのはつらかったですね。

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