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HOME > プレスルーム > アイティメディア、ITエンジニアの転職意識について2007年度の調査結果を発表

2007年07月10日
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アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻利樹)は、2007年5月17日から28日の期間、ITエンジニアを対象とした「@IT自分戦略研究所/JOB@IT 読者調査」を実施し、ITエンジニアの転職意識について調査しました(回答数:742。Webページ上での自己回答式)。

本調査は、当社の運営するITエンジニアのキャリアアップ支援情報サイト「@IT(アットマーク・アイティ)自分戦略研究所( http://jibun.atmarkit.co.jp/ )」の読者および「JOB(ジョブ)@IT( http://www.atmarkit.co.jp/job/ )」の利用者を対象に、当社が2001年から毎年実施しているものです。

調査の結果、“転職してみたい企業”は、得票数の多い順に、1位:「日本アイ・ビー・エム」(昨年1位)、2位:「グーグル」(同5位)、「マイクロソフト」(同2位)となりました[複数回答]【表1】。また、回答者の転職意向については、「現在転職活動中である」または「1年以内に転職を考えている」という“転職意欲層”は、全体の17.2%でした(昨年:14.3%)[単数回答]【図1】。

“転職先を選ぶ際の重視点”としては、「現在よりも給与/年収が高い」(62.9%)が最も多く、次いで「自分の能力/適性を生かした仕事ができる」(43.1%)、「企業や経営者の理念/方針」(41.0%)となっています[複数回答]【図2】。

一方、“次に使用したい転職の方法”について聞いたところ、「人材紹介会社」(46.1%)、「企業からのスカウト」(45.7%)が上位となりました。転職経験者・未経験者ともに、「求人広告からの応募」「企業への直接応募」等の方法に比べ、人材紹介会社の活用や企業からスカウトを受ける機会への関心が高いことがうかがえます[複数回答]【図3】。

アイティメディアは、本調査で得た結果や読者からの意見をもとに、当社が運営する転職支援サービス「@ITプレミアスカウト( https://www.atmarkit.co.jp/job/js/usr/ )」等を通じて、ITエンジニアのキャリアアップ支援情報・サービスの一層の拡充を図ります。

主な調査結果

調査概要
調査名 「@IT自分戦略研究所/JOB@IT 読者調査 2007年春季版」
調査期間 2007年5月17日(木)~5月28日(月)
調査方法 Webページ上での自己回答式
調査対象 当社の運営する「@IT自分戦略研究所」の読者および「JOB@IT」の利用者
回答者数 742名

転職してみたい企業:1位「日本アイ・ビー・エム」、2位「グーグル」「マイクロソフト」

Q今までのキャリアをふまえて、あなたが次に“転職してみたい”“転職してもよい”と思う企業名があれば、具体的に3つまでご記入ください。

【表1】次に“転職してみたい”企業 上位[複数回答]

順位 企業名(昨年の順位) 得票数
1位 日本アイ・ビー・エム(1) 43票
2位 グーグル(5) 21
2位 マイクロソフト(2) 21
4位 アクセンチュア(8) 14
5位 シスコシステムズ(15) 11
5位 ソニー(7) 11
5位 日本オラクル(5) 11
8位 NTTデータ(2) 10
8位 トヨタ自動車(11) 10
10位 NEC(28) 9
10位 日本ヒューレット・パッカード(14) 9
10位 野村総合研究所(8) 9
10位 松下電器産業(10) 9

以下、計127社

転職意向: 1年以内に転職を考えている“転職意欲層”は、17.2%

転職意向について聞いたところ、「現在転職活動中である」または「半年以内の転職を考えている」「1年以内に転職を考えている」と回答した“転職意欲層”は、全体の17.2%でした(昨年:14.3%)。

Qあなたは現在、転職を考えていますか? あてはまるものを、ひとつだけお選びください。

【図1】転職意向[単数回答]

転職先選定時の重視点: 1位「給与/年収」、2位「適職」

転職先を選ぶ場合に重視する点を聞いたところ、62.9%が「現在よりも給与/年収が高い」と回答し、「自分の能力/適性を生かした仕事ができる」(43.1%)、「企業や経営者の理念/方針」(41.0%)が続いています。昨年の調査でも「給与/年収」が最多の回答でしたが、今年は2位以下の項目と比べて、関心がより高いことがわかります。

Q今後あなたが転職するとしたら、転職先を選ぶ際に重視したい点を、5つまでお選びください。

【図2】転職先を選ぶ際の重視点[複数回答]

[参考:昨年の調査結果]
https://corp.itmedia.co.jp/pr/releases/2006/07/14/20060714/#graph02

転職の方法: 希望する転職方法は、「人材紹介会社」「企業からのスカウト」が上位

調査回答者のうち、転職経験者405名に対し“使用したことのある転職の方法”について聞いたところ、「求人広告からの応募」(48.1%)、「転職企業希望への直接応募」(44.0%)、「人材紹介会社」(41.7%)の順となりました。

一方、転職未経験者を含む回答者全員に対し、“次に使用したい転職の方法”を聞いたところ、「人材紹介会社」(46.1%)、「企業からのスカウト」(45.7%)が多く、人材紹介会社の活用や企業からのスカウトの機会への関心が高いことがうかがえます。

Q次の中から“使用したことのある転職方法”“次に使用したい転職の方法”があればすべてお選びください。

【図3】転職の方法[複数回答]

本調査について

回答者プロフィール
  • 回答者の平均年齢は、33.7歳。最頻値は30歳~34歳で、20代後半から30代前半がボリュームゾーンとなっています。
  • 職種(現職)は、「システム開発(オープン/WEB系)」(25.7%)を筆頭に、回答者の88.5%がIT関連やその他のエンジニアです【図4】。

【図4】回答者の職種分布【単数回答】

以上

調査結果の引用について

本調査結果を転載または引用する場合は、「@IT自分戦略研究所/JOB@IT 読者調査 2007年春季版」と出典を明記してください。また、転載・引用の旨を当社までご一報ください。

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