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2010年05月12日
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アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻利樹)は、当社が運営する会員制Webメディア「TechTargetジャパン( http://techtarget.itmedia.co.jp/ )」において、2006年11月のサービス開始以来、順調に会員数を伸ばし2010年4月25日に累計会員数が10万人を突破しました。

「TechTargetジャパン」は、当社のターゲティング事業において中核となる会員制メディアで、企業内の情報システム導入の意思決定権をもつキーパーソンを対象に、ITベンダー企業が作成した専門性の高い独自情報(ホワイトペーパー)や、編集部作成の企画性の高いコンテンツ(製品・事例レポートなど)を提供しています。読者は会員登録を行うと、無料でこれらコンテンツの閲覧やダウンロードが可能で、興味や必要に合った情報を的確かつ迅速に入手し、製品購入時の意思決定に当たって参考にすることができます。

「TechTargetジャパン」はサービス開始以来、コンテンツを閲覧した会員のプロファイル(企業名、所属部署などの情報)を本人の承諾を得て顧客企業に提供する、リードジェネレーション型のマーケティング支援サービスを提供してきました。コンテンツに対して高い関心を持つ見込み客プロファイルの提供が可能で、これまでのサービス実施企業数は421社(2010年4月末日時点)になります。

企業におけるマーケティング活動費の投資対効果への意識が高まるなか、当社では当社顧客向けにインターネット広告に関する課題を調査(*1)したところ、その結果は、「売り上げへの貢献」がもっとも高く、次に「広告投資対効果(ROI)の見える化」となりました。またIT関連製品・サービスなどの高付加価値商材については、通常の広告露出だけでは見込み客の獲得は難しく、「今後も売り上げに直結する受注を増やしていきたい」「受注に直結する商談を安定的に創出したい」というニーズは高まることが想定されます。

「TechTargetジャパン」ではこのようなニーズに対応するため、2009年11月には、インターネット上で見込み客のプロファイルを短期間で効率的に獲得する新しいマーケティング支援サービス「リストROI(獲得プロファイル数保証型サービス)」を開発し、さらには2010年2月に、IT業界の特定トピックに絞り込んだ18種の専門メディアに再編しました。専門性の高いこれらのメディアを閲覧するのは情報収集に積極的な人であることから、会員と顧客企業を高精度にマッチングさせることが可能となり、より高確度な見込み客プロファイルを提供できるようになりました。

さらに、当社は見込み客プロファイルと「TechTargetジャパン」上の行動履歴を掛け合わせ、購買プロセスのどのフェーズにあるのかを把握し、意思決定プロセスに適した情報を読者に提供することで、顧客企業のマーケティング活動を成功に導くリードナーチャリング(*2)サービスの提供を準備しています。

なお当社は、Webを活用したリード生成(製品/サービスの選択・購買)の全プロセスについて、読者(消費者・購買意思決定者)の行動とその背景を深く分析・研究することを目的に、2010年4月にリード研究所(所長:小柴 豊)を社内に設置しました。リード生成に関する調査・分析の実施などを進め、費用対効果の高い広告商品開発に役立てるほか、リードジェネレーションビジネスにおける専門ノウハウや各種指標の開示をめざします。

*1 当社顧客企業150社への対面または電話ヒアリングによる調査結果(2010年1月18日~2月12日まで実施)

*2 見込み客の育成プロセスのこと。展示会やWebで収集した見込み客をメルマガやセミナーなどで啓蒙・育成するマーケティングプロセス。

TechTargetジャパン 会員数推移

以上

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