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HOME > プレスルーム > @ITとアールラーニング、国内のRuby on Rails技術者育成に向けてRails技術者認定試験運営委員会を発足

2010年11月19日
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アイティメディア株式会社
株式会社アールラーニング

アイティメディア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻利樹、以下アイティメディア)の運営するWebメディア「@IT(アットマーク・アイティ、 http://www.atmarkit.co.jp/ )」と、Ruby認定インテグレータの株式会社アールラーニング(本社:東京都新宿区、代表取締役:庄司貢一郎、以下アールラーニング)は共同で、Rails技術者認定試験運営委員会を本日設立いたしました。Rails技術者認定試験運営委員会は、Ruby on Rails技術の普及や技術者育成の推進を目的として設立するものです。「Rails 3 技術者認定ブロンズ・ベータ試験」を2011年1月に実施するとともに、@IT内に来月開設予定の技術ポータル「Rails Hub(レイルズ・ハブ)」(*1)の運営に参加する予定です。認定試験は、開始より3年間で1万人の受験者を目標とし、Ruby on Rails技術の普及とRuby on Rails技術者の技術力向上および雇用機会の拡大を目指します。

なお、本運営委員会を通じた活動の責任は、認定試験の内容および実施についてはアールラーニング、@IT上での試験関連コンテンツサービスについてはアイティメディアが負うことになります。

Rails技術者認定試験運営委員会について

設立日 2010年11月19日
設立目的 ・Ruby on Rails技術の普及や技術者育成の推進を目的とした活動全般
・Ruby on Rails技術者認定試験の運営
・出題レベルの設定、教材・スクールの認定など上記活動に付随する一切の活動
委員長 アイティメディア株式会社 @IT編集長 三木泉
株式会社アールラーニング 代表取締役 庄司貢一郎
テクニカルアドバイザー 増井雄一郎(*2
松田明(*3
ポータル編集WGリーダー アイティメディア株式会社 @IT 副編集長 西村賢
試験問題作成WGリーダー 株式会社アールラーニング 取締役 金子憲太郎
事務局長 株式会社アールラーニング マーケティングアドバイザー 吉政忠志
事務局 Rails技術者認定試験運営委員会 事務局(アールラーニング内)
〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷 3F
TEL:03-6457-7021 FAX:03-6457-7022 Mail:office@railscp.jp
公式Twitter http://twitter.com/railscp

Rails技術者認定ブロンズ試験概要

名称 Rails 3 技術者認定ブロンズ試験
目的 Ruby on Railsの専門知識の習得を評価できる本試験により、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ること
対応バージョン Rails 3.0
種別 ブロンズ試験:Ruby on Railsの基本知識を問う試験
※シルバー試験およびゴールド試験については未定。
受験料金(予定) ブロンズ試験10,000円/回(税抜)
試験開始時期(予定) 2011年2月から通年開催
試験会場 全国のオデッセイ・コミュニケーションCBTテストセンター
設問数 40問
試験時間 1時間
合格基準 7割正解
出題形式 選択式(単一または複数選択)
主教材コンテンツ @IT内の技術ポータル「Rails Hub」内に掲載(2010年12月に開設予定)
ブロンズ試験出題範囲(予定) 1. Rails概要(出題割合 15%)
Rails の各コンポーネント(ActiveRecord やActionPack)の説明や、MVC における基礎的な知識
ディレクトリ構造の説明
rake,rails コマンド
ActiveSupport

2. ActiveRecord(出題割合 30%)
ActiveRecord の構造
モデルの定義
リレーション
バリデーション
CRUD 操作
スコープ
マイグレーション

3. ルーティングとActionController(出題割合 20%)
config/routes.rb
REST とコントローラ
コントローラとデータの入出力
メディアタイプに合わせた出力フォーマット
フィルタ

4. ActionViewとヘルパー(出題割合 15%)
ERB によるHTML の出力
JSON の出力
ヘルパー

5. ActionMailer (メール)(出題割合 5%)
メールの送信

6. テスト(出題割合 15%)
ユニットテストにおけるテスト手法
モデルのテストとコントローラのテスト

<補足>
・上記の詳細はRails Hubで公開し、公式Twitterアカウント「@railscp」にて通知する予定。
・gem install rails –version=’~>3.0′ でインストールされる範囲のみを出題する。プラグイン、rubygemsは出題範囲には含めない。
・前提OSはUnix系だが、基本的にはOSに依存しない出題とする。
・本試験では実行環境については問わない。

*1 Rails Hubについて
Rails Hub(レイルズ・ハブ)は、アイティメディアが運営するITエンジニア向けの技術情報メディア「@IT」のCoding Edgeフォーラム( http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/ )内に2010年12月に新設するRuby on Rails関連情報に特化したコーナーです。RubyやRuby on Railsの解説連載記事をはじめ、その最新技術動向をウォッチする記事などの掲載を予定しています。また、2011年1月にベータ試験開始予定のRails技術者認定試験のポータルサイトも兼ね、試験関連情報やサンプル問題の掲載も予定しています。

*2 増井雄一郎氏について
2009年までAjax、Ruby on Railsなどの技術を使ったWebアプリケーションの構築や雑誌・書籍への執筆をフリーランスとして日本で活動。PukiWikiなどのソーシャルアプリケーションの企画・開発を得意とする。2008年より渡米しiPhone、iPad関連のアプリケーション開発に従事。主な著書:「Ajax実装のための基礎テクニック」(技術評論社)、「PukiWiki入門まとめサイトをつくろう!」(翔泳社)

*3 松田明氏について
フリーランスのRailsプログラマー/Railsコンサルタント。株式会社groovesフェロー。地域Rubyハッカーコミュニティ”Asakusa.rb”主催者。

 

* 記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

以上



株式会社アールラーニングについて

http://www.r-learning.co.jp/

アールラーニングは、100名体制でシステムインテグレーション事業を行っており、Webシステム、基幹・組み込みシステム、インフラストラクチャと技術のプロ集団として、精力的に活動しております。近年はRuby on Railsをベースにしたビジネスソリューションを強化しています。また、Ruby on Railsを用いて開発された国内初の本格的プッシュ型情報共有ソリューション「UGUISU」を提供しています。「UGUISU ( http://www.uguisu.biz/ )」は点在する拠点の社員間でも円滑にコミュニケーションがとられる様に、「会話のキッカケ」を自動生成する機能を搭載しています。



本件に関するお問い合わせ

  • Rails技術者認定試験運営委員会 事務局(アールラーニング内)
    担当:吉政忠志
    Mail:office@railscp.jp
    公式Twitter:http://twitter.com/railscp
    TEL:03-6457-7021 FAX:03-6457-7022
    〒160-0004 東京都新宿区四谷2-11-6 VARCA四谷 3F
    ※本件の詳細資料のお問い合わせなども上記窓口で承ります。
  • アイティメディア株式会社 広報担当
    https://corp.itmedia.co.jp/pr/inquiry/

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