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子育てをする社員の安心をサポート 出産・育児支援制度

 アイティメディアは、オンライン専業のメディア企業として提供価値を高めるべく、その源泉となる社員ひとりひとりの多様な働き方を尊重してきました。そのひとつとして、社員が安心して子どもを産み育てられる環境作りに取り組んでいます。

 そこで、この記事では、アイティメディアの出産・育児支援制度を紹介します。

出産までの支援

 まずは出産までの期間をサポートする制度を紹介します。

 社員または配偶者の妊娠が分かった際、最初に利用するのが「妊娠報告フォーム」です。フォームから報告を受け取ることで、人事が情報を早めに把握し、産休・育休をスムーズに取得できるよう、支援を行っています。また、会社と相談したい不明点や困りごとがあれば同時に記載できます。安心して出産までの期間を過ごせるよう、必要に応じてサポートしています。

 また、出産・育児支援の情報を提供する体制も整えています。情報が網羅されているものとしては、「妊娠・出産ハンドブック」があります。これは、妊娠・出産・育児期間に利用できる支援制度、産休・育休の説明をまとめたものです。社員がいつでも参照できるよう、社内ポータルに公開されています。人事からも、休暇の説明や取得意向の確認は、直接確認を行っています。出産や育児の希望があっても、利用できる制度の詳しい理解は追いついていないこともあるかもしれません。そのような場合も、当事者となってからの制度理解や利用を支援しています。

 女性社員が産休に入るまでの勤務中も、体調に配慮した働き方ができます。たとえば、アイティメディアはフレックスタイム制なので、一時的な休憩や勤務時間帯の調整を行えます。また、妊娠期間中や産後1年以内は、出産・育児関連の通院のために積立休暇(有効期間が満了した年次有給休暇を最大60日まで積み立て、必要に応じて取得できるもの)を利用することもできます。

育児中の支援

 次に、育児中の社員に対する支援を紹介します。

 社員本人または配偶者が出産した際には、出産祝金を支給しています。また、0歳~小学校3年生までの児童のためにベビーシッターを利用する場合は、費用を一部補助する制度もあります(※1)。
(※1)内閣府が毎年実施している企業主導型ベビーシッター利用者支援事業における「ベビーシッター派遣事業」の制度

 また、育児中の社員は、1日あたりの勤務時間を短縮することができます。「子供が小さいうちは、育児にあてる時間を長くしたい」という希望を叶えながら、キャリアを継続することが可能です。

 もし、勤務時間を短縮せず、他の社員と同様にフルタイムで勤務するとしても、育児がしやすい環境が整っています。先ほどもお伝えした通り、フレックスタイム制なので、1か月あたりの所定勤務時間を満たしていれば、勤務時間帯は柔軟に設定できます。「保育園の送り迎えの時間帯は仕事の対応ができない」「子どもの寝かしつけが終わったあと、まとまった業務時間を取りたい」といった、個々の社員にとって最適な働き方を設計できるのです。

 そして、アイティメディアでは、働く場所の自由度を高める「スマートワーク+制度」(※2)を導入しています。オフィスまで2時間以内に出社できる自宅やその他の作業場所で業務を行うことが常時認められるほか、遠方地での短期・長期的勤務も、一定の条件の下で認められます。「子どもの体調がよくないので、家で様子を見ながら仕事をしたい」「子育ての環境となる自宅の場所を柔軟に考えたい」という希望を、キャリアを継続しながら実現することができます。
(※2)「スマートワーク+制度」の詳細はこちら

 出産までの支援の一環としてお伝えした積立休暇は、小学校入学前の子どもを看護するためにも利用することができます。制度上、育休から復帰したばかりの時期は有給休暇が付与されませんが、そのような期間に子どもの病気・けががあっても、安心して看護にあたれます。

 そして、社内チャットには、子育て中の社員が参加できるコミュニティがあります。育児中という共通点を持つ、様々な部署や職種の社員が、情報交換や「うちの子自慢」で交流できる場所です。コミュニティをのぞいてみたところ、オンラインでの交流会や、子育て支援の資格を持つ社員による自主講座も行われていました。

育休取得状況

 ところで、制度が設けられていても、利用実績が少なければ、意義があるとはいいづらいですよね。アイティメディアの育児休業取得状況は、いったいどのようなものでしょうか?

 女性社員で、産休・育休の取得対象となった社員は、全員取得の上で復職しています。復職前には、上長や人事が面談して、時短勤務の希望を確認したり、復職後の業務に関して説明したりしています。

 男性社員も、育休の取得が当たり前になりつつあります。マネージャー層でも、育休を取得するケースが複数ありました。復職後もフレックスタイム制度を利用するなどして、業務はもちろん家庭の都合にもあわせ、柔軟な予定の組み立てをしているようです。全社の3割以上に育児経験があるため、育児の楽しさや大変さ、具体的な困りごとを理解できる管理職も多く在籍しています。

ライフイベントに沿った価値発揮を支援

 アイティメディアでは、全社的に出産や育児に理解のある雰囲気が醸成されています。会社員として過ごす長い時間の中で、ライフスタイルに変化が発生するのは当然のことです。それに伴い、仕事に割り当てられる時間や心身の余裕も変動することが予想されます。

 しかし、会社として、社員ひとりひとりが継続的に最大限の価値発揮を実現できるように支援する姿勢は変わりません。今後も、制度の運用や改善によって、社員の価値発揮を支援していきます。