\ アイティメディアの想いを伝える採用サイト /

失敗して学び、未来を切り開く 2024年度内定式

 2024年10月1日、来年4月から当社の仲間になる3名の内定式を行いました。遠隔地から参加する内定者もいるため、オンラインで開催しています。

 まずは、内定者ひとりひとりに自己紹介と決意表明を行ってもらいました。皆さん、大学での研究やサークル活動、アルバイトなど、様々な経験をしてきたことがうかがえました。その経験を活かしながら、自主性を持ち、たくさん学んで会社に貢献したいという、頼もしい言葉を聞くことができました。

 続いて、代表取締役社長、取締役副社長COO兼事業統括本部長、取締役CFO兼管理本部長の歓迎のメッセージをお伝えします。

代表取締役社長 大槻 利樹より

 当社は2024年12月に創業25周年を迎えます。

 2015年に、創業15周年を記念して、15年後のメディアを予想するコンテストを行いました。そのとき私が考えたのが、「人工知能メディア」です。当時からソフトバンクが人工知能に力を入れていたこともあり、2030年にはメディアと人工知能が一体になっているだろうと予想しました。コンピューターの小型化が進み、チップとして人体に装着されることで、人類は「ダブルブレイン」として、自らの脳と人工知能を持つことになるだろうというのが、その内容です。

 2024年の現在、各社が競争して生成AIの開発にいそしんでいます。あと5年後には、本当に「ダブルブレイン」の新しい世界が生まれるかもしれません。そうなれば、私たちメディア企業は、新しい時代に対応したメディアを考えなければなりません。

 6か月後の2025年4月に、社会人としての第一歩を踏み出す皆さんには、社会とメディアの未来を切り開いてほしいと願っています。

 もちろん、最初から結果を求めているのではありません。当社で、たくさん失敗してたくさん学び、成長し、組織や会社、社会に貢献してください。そして、未来のメディアをデザインしてください。「メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献する」というアイティメディアの企業理念を実現してくれることを期待しています。

取締役副社長COO兼事業統括本部長 小林 教至より

 皆さん、数ある会社の中からアイティメディアを選んでいただき、ありがとうございます。入社を心からお待ちしております。

 今日は、アイティメディアが今後も成長の見通しを持っている理由をお伝えします。それは、「アイティメディアが、進化するテクノロジーを主題とするメディアの企業だから」です。

 今後も、テクノロジーは必ず進化します。特に日本は、少子高齢化による労働人口の減少を、テクノロジーで補わなければなりません。しかし、テクノロジーの進化があるとき、それを使いこなせる人と使いこなせない人の間に、情報の格差が生まれます。その差を埋める情報を提供するのが、アイティメディアです。テクノロジー情報の担い手として、アイティメディアには必ず役割があり、成長を続けられるのです。

 現在、テクノロジーの進化にともなって、AI検索への対応、クライアントに合わせたマーケティング手法の提供、生成AIによるコンテンツの増加、ターゲティング広告などに対する読者のプライバシー意識の高まりといった、対応すべき事柄が生まれています。2025年からおよそ5年間は、こうした課題への対応が重要になります。しかし、私たちは、この状況は危機ではなく、チャンスだととらえています。皆さんにも、こうしたビッグウェーブに波乗りするような気持ちで、入社していただきたいと思います。

 ところで、なぜアイティメディアは成長を続けなければいけないのでしょうか?それは、企業理念「メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献する」を実現するためです。私たちの使命は、指数関数的に進化するコンピューターやテクノロジーを、よりよい未来に向けて利活用するための情報を提供することです。テクノロジーの進化にともなって生まれる情報の格差を埋めて、より多くの方がテクノロジーの進化を享受できる社会に向けて、私たちはメディアを運営していきます。

 2025年4月から、皆さんには「メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献する」この理念のもと、共に活動していただきたいと思います。みなさんと、テクノロジーの進化のために活動できることを楽しみにしています。

取締役CFO兼管理本部長 加賀谷 昭大より

 私からは、皆さんが会社にジョインするにあたって、持っていてほしいスタンスの話をします。

 2025年の春からスタートする社会人のキャリアを、皆さんはどんなものだと想像しているでしょうか? 最近は仕事に求めるものも多様化している印象がありますが、そうは言っても今後の人生の時間の大半は仕事に費やすことになります。

 この時間は、皆さんにとって、なりたい自分を実現する挑戦の時間です。挑戦するとは、自分が主体者であり続けることです。組織の一員になると、役割を与えられ、受け身になることが多くなるかもしれませんが、自分が主体者であることを、常に忘れないでください。

 当社のありたい姿は「自由闊達にして愉快なるテックメディアカンパニー」です。会社は、多様な能力や関心を持った人が、大勢集まる組織です。多様な仲間が、それぞれ主体者として真剣に事業に邁進すること。これが当社を成長させる源泉だと私は感じています。その過程を、常に楽しいと思える集団でありたいと願っています。そして、私の使命は、皆さんが主体者として取り組める環境を作っていくことです。みなさんにも、主体的に当社のビジネスを楽しんでほしいです。

 社会人として、皆さんに身に付けてほしい能力があります。課題解決の能力です。アイティメディアは創業25周年を迎えようとしていますが、四半世紀にわたって事業を継続できたのも、外部環境の変化に即応し、絶えず課題解決をしてきたからこそだと思います。当社の人事制度は、まさに課題解決する力を評価軸にしています。上司や先輩との対話の中で自ら内省し、成長してください。上司や先輩は常に味方になってくれる存在です。

 最近、出社に回帰する企業が増えてきたと感じます。しかし、当社は場所とある程度の時間は本人の裁量に任せています。自身が担う役割に、主体的かつ自律的に挑戦できる社員が大勢いるからこそ、自由度の高い働き方を享受できています。この働き方によって、育児や介護、自身の生活の充実と、仕事を両立させている社員も多くいます。自由は裁量があって楽なように見えますが、実は重い責任を伴います。社員が自律的であるからこそ、自由な働き方が実現できている。これが当社の一番の魅力であり価値だと私は感じています。

 アイティメディアの次の四半世紀を作る主体者は、皆さんです。主体者となる覚悟で、やる気に満ち溢れた表情の皆さんと、入社式で会えることを楽しみにしています。

■  □  ■

 アイティメディアでは、自由度の高い働き方が可能です。その代わりに、ひとりひとりには目標を達成する自主性と、高い自律性が求められます。しかし、互いの生活やライフイベントにともなう変化を尊重し、上司や先輩が成長に伴走する環境でもあります。私たち人事も、よりよい制度の運用や、日々の関わりを通して、アイティメディアの未来を切り開く皆さんをサポートしていきます。内定者の皆さんの2025年4月の入社を、楽しみにしています!