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シニア契約社員・障害者雇用 多様性を尊重した働き方

 アイティメディアは、「メディアの革新を通じて情報革命を実現し、社会に貢献する」とう経営理念に基づき、専門性・信頼性の高い情報をインターネットで発信することで、情報格差の解消に貢献し、産業や社会全体の発展に寄与しようとしています。一方、様々な社会課題に対し、自らも主体的にその解決に取り組む責任があるとも考えています。そこで当社は、サステナブルな社会を実現していくため、2022年度に5つのマテリアリティ(重要課題・※)を特定しました。そのひとつが、「多様性を尊重した働き方の推進」です。
※5つのマテリアリティ(重要課題)の詳細はこちら

 多様性の尊重は、アイティメディアにとって常に重要なテーマです。なぜなら、オンライン専業メディアが社会に提供する価値の源泉は、社員ひとりひとりに他ならないからです。アイティメディアでは、個々の価値発揮を最大化してもらうため、各自の考えや状況を尊重し、多様な働き方ができる制度設計を行ってきました。

 この記事では、多様な働き方の一例として、定年を迎えた社員を再雇用する「シニア契約社員制度」と、「障害者雇用」を紹介します。

シニア契約社員制度

 「シニア契約社員制度」とは、アイティメディアで定年を迎えた無期雇用の社員を、本人の希望があれば原則として再雇用する制度です。社員が定年を迎えた後も、これまで培ってきた経験・能力・知識をもとに、自身のライフプランや望む働き方を自由に選択し、会社への貢献を柔軟に設計しながら働くことを支援する目的があります。会社としては、シニア契約社員に、専門スキルを継続して発揮していただくとともに、若手や中堅層の社員へのナレッジ・ノウハウ継承も期待しています。

 ここからは、制度の詳細を説明します。まず、アイティメディアの定年は、満60歳を迎えた後、最初の上半期末(9月30日)もしくは下半期末(3月31日)です。社員側が、その後もアイティメディアで働くことを希望する場合は、1年契約の有期契約社員として、最長65歳まで契約を更新することができます。

 なお、シニア契約社員として担う業務、会社から期待する役割は、定年直近の業務や評価に応じて決定します。また、会社と事前に相談のうえで、短時間、短日数勤務が可能です。そのため、キャリアの継続やスキルの発揮と、ライフプランの自由な設計を両立させることができます。たとえば、健康にも留意したい、趣味や家族との時間も大事にしたい、といった社員の考えを実現させることができるのです。

 2023年2月現在、シニア契約社員は6名在籍しています。他の社員と同様に遠方地勤務制度を利用している社員、週4日勤務の社員など、勤務形態は多様です。記事執筆やカスタマーサクセスなど、これまで培った専門スキルを発揮して業務を行っています。

障害者雇用

 障害者雇用は、障害者手帳を保有する社員を迎え入れ、合理的配慮のもとで価値発揮していただく仕組みです。アイティメディアでは、社会人としての意欲や能力は十分にあるが、障害特性により通常の働き方に対応しきれない点がある方に、各部署の状況に応じて可能な配慮を行うことで、会社の一員として活躍していただくことを想定しています。

 現在、アイティメディアに障害者雇用として入社した社員は、日々の業務だけでなく、目標の設定や評価を一般の社員と同様に行っています。目標は、上長と相談の上で、個別の配慮事項と等級から期待される役割を踏まえて設定します。そして評価は、所属部門の他メンバーと同じく、目標達成の度合いによって行われます。評価が一定の基準を満たせば、昇格や昇給できる点も同じです。

 アイティメディアが行っている配慮の実例を挙げます。口頭や多人数でのコミュニケーションが得意ではない場合、チャットを利用したり、上長が1対1で会議での発言内容の調整を行ったりしています。また、日報を記入していただき、日々の体調や連絡事項を上長に共有できる仕組みを整えています。体調を安定させながら働きたい場合は、短時間勤務も可能です。

障害者雇用の詳細は以下の記事をご覧ください
能力を発揮し共にイキイキと働く、アイティメディアの障害者採用
「できること」で貢献 未来への展望を抱いた障害者雇用

ディーセント・ワーク

 この記事で紹介してきた多様性を尊重する働き方は、SDGsのゴール8「働きがいも経済成長も」でも推進されている「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」という考え方につながるものです。

 シニア契約社員制度や障害者雇用では、待遇面はもちろん、期待する役割や能力に応じた業務、研修などの成長機会も、一般の社員と同様に提供されています。雇用形態を理由に、会社から提供すべきものを制限することはありませんが、ひとりひとりの事情も加味して働き方を柔軟に決められるのです。それが、アイティメディアのマテリアリティのひとつ「多様性を尊重した働き方の推進」の実現です。

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 この記事では、アイティメディアのシニア契約社員制度や障害者雇用を紹介しました。アイティメディアでは、社員の多様性を尊重した働き方を推進し、ディーセント・ワークやSDGsのゴールを実現しています。