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仕事への信念を持った方と出会いたい! 採用担当者の思い

 人事部、特に採用担当者は、求人に関心を持ってくださる皆さまと関わる大切な役割を担っていますが、応募者の方からは顔が見えにくいのも事実……。ということで今回は、よりアイティメディアに親しみを持ってもらえるよう、6月から採用担当者として人事部に加わった大塚にインタビューしてみました!

──前職では人材会社の営業としてクライアントの採用支援をされていたそうですが、なぜアイティメディアの人事に転職しようと思ったんですか?

大塚 : もともと新卒で就活をしていたときから、人事の仕事をやりたかったんです。自分の能力を生かして突き詰め、勝負できそうな領域だと考えていたからです。しかし、新卒でいきなり人事部に入れるチャンスはほとんどなく……。

 そのため、キャリアアップを目指して、人材系企業に就職し、教育研修や採用支援の経験を積みました。そして、人事へキャリアチェンジするため転職活動を始めましたが、全力でその会社のために働こうと思える会社でなければ、自社で働く社員の採用・教育をする人事の仕事は続けていけないと感じていました。

 人事は自社の魅力をアピールする仕事なので、「自分の会社はこんなふうに素敵だから、ぜひ一緒に働こう!」と本気で思っていないと、相手に伝わらないですからね。最終的に、自分が一番「この会社のために働きたい」と思えたのがアイティメディアだったんです。

──どうしてアイティメディアなら、全力で会社のために働けると思えたんですか?

大塚 : 理由は2つあります。1つ目は、多様性あふれる人材です! 会社設立から20年という歴史もあり、さまざまな世代、さまざまなバックグラウンドの人材が、自走してビジネスを動かしています。入社から3カ月、採用の打ち合わせなどでいろいろな部署やポジションの社員と関わりましたが、皆仕事に対して誠実で真っすぐで、プロ意識を持っている印象です。

 例えば、先日採用に協力してくれた社員は、ご応募いただいた方の履歴書や提出された課題を徹底的に読み込むだけでなく、「この方は別の部門のほうがご経験を生かして活躍できそうだから、採用のニーズがあるか聞いてみよう」といって動いてくれました。他部門や事業全体への貢献を考えた発言に驚くと同時に、自分の持ち場でのパフォーマンスだけでなく、採用という側面でも決して手を抜かない意識を感じましたね。

 2つ目は、社会貢献とビジネスとしての収益性の両方を、高いレベルで実現しているところです。社会貢献はもちろん重要ですが、それだけでは影響力が足りなくなりますし、そもそも事業として続けられません。一方で、利益だけ追及していても、世の中の役に立っている実感がなければつまらないですよね。その2つを、当社は妥協することなく現実のものにしていると考えています。

──「社会貢献」と「ビジネス」を具体的にはどう実現していると思ったんですか?

大塚 : まず社会貢献については、「メディアの革新を通じて、情報革命を実現し、社会に貢献する」という理念のもと、読者に必要とされる正確な情報を、インターネット黎明(れいめい)期から20年間届け続けることで、高い評価を得ていることでしょうか。

 その証拠の1つに、1カ月間のページビューは約3億、ユニークブラウザは約4000万と、インターネット専業メディアとしては国内最大級の規模となっていることが挙げられます。また、2019年に東証一部へ上場したことも、私たちの社会貢献が認められた証しだと考えています。

 さらに収益性という点では、私たちのメディアの軸として「常に時代、マーケットのニーズに合わせてビジネスモデルの多角化に挑戦していること」もポイントだと思います。広告系商品を多角化するだけでなく、いち早くリードジェネレーションのモデルも取り入れました。こちらは業界でもトップクラスの地位を築き、現在は全社売り上げの半分近くがこのモデルから生み出されています。

 もちろん、うまくいかず撤退する事業もありましたが、妥協せずに挑み続ける姿勢が大切だと考えています。今では数年前から力を入れているデジタルイベント事業が現在のデジタルシフトの波に乗り業績を伸ばし始めています。こうした取り組みから、20年という歴史の中でも直近の業績で過去最高益を更新しています。

──なるほど。では人事の仕事への思いも教えてください!

大塚 : 人事は、会社にとって最も重要な財産である「人」という側面から、その会社を成長させていく仕事だと思います。会社が大きく飛躍していくために、価値発揮能力の高い方を採用し、社員がいきいきと活躍できるフィールドを作るのが人事の役割です。

 例えば、多様な働き方を支えるため「スマートワーク制度」という、週5日のオフィスへの出社を必須とせず働ける制度もあります。この制度は、場所や移動などによる時間に縛られることなく業務に臨んでほしいという思いから取り入れました。

 また、根幹である人事制度に関しても「Value First(価値にとことん、こだわり抜く)」というポリシーを掲げ、より価値創出に貢献している社員を評価・処遇する「等級制度」「評価制度」「報酬制度」を設けています。これについては私の尊敬する上司のインタビュー記事をご覧ください!

 決して正解や終わりはない仕事ですが、だからこそ常に最高のものを求めて自分も成長できると日々感じています。

──採用活動をする中で、どんな方と出会っていきたいですか?

大塚 : 自身の思いや信念を持っている方ですね。私は「思いや信念を持っている方」は「成長し続けられる方」だと考えています。

 アイティメディアは、物理的な資産をほとんど持たず、インターネットビジネスに資源を集中させているメディア企業。当社の提供価値を生み出しているのは、社員一人一人です。だからこそ、会社の成長には社員の成長が欠かせない要素になります。これから採用活動を通して、自分なりの「思いや信念を持っている方」に出会っていきたいですね。

 求人に関心を持ってくださった方には、仕事への思いを、ぜひ私たち採用担当者にぶつけてほしいです!

──最後に、アイティメディアの採用活動の特徴や思いを教えてください!

大塚 : 私たちは「相互理解」を大切にしています。例えば定期採用(※)のエントリーシートで、「何オタクですか?」「自分の人生にキャッチコピーを付けてください」という設問を設けているのも、履歴書だけでは分からない、その人の特徴、いいところを知りたいからなんです。
(※)多くの企業が「新卒採用」として実施している年度ごとの採用活動のこと。アイティメディアでは新卒だけでなく、既卒や第二新卒も対象にしているため「定期採用」と呼んでいます

 また、選考が進んだら「やりたいこと」と「当社でできること」がどこまで一致しているかを、正直にお話しするようにしています。こちらが応募してくださった方のことを理解するだけでなく、当社についてご理解いただき、納得して入社を決めた方が、その後も生き生きと働けると考えているからです。

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 今回は少し方向性を変えて、採用担当者のインタビューをお届けしてみました! 採用担当者の熱い思い、伝わったでしょうか? これを機にアイティメディアに興味を持っていただけると、私たち採用チームも、とてもうれしいです!