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「入社おめでとう、明日から在宅勤務です」と言われてどうだった?

 2020年4月1日に入社した、7名の新人社員たち。彼らは、新入社員研修を受けた後、配属先の部署に合わせた研修を経て、現在は現場で活躍しています。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入社翌日から完全在宅勤務となり、それに伴い研修も動画視聴やWeb会議システムを使用してオンラインで実施するなど、前代未聞の事態に見舞われても、新人社員たちはたくましく成長しているようです。今回は、そんな彼らの姿をお伝えすべく、アンケートに答えてもらいました!

──入社から今までに受けた研修の感想を教えてください。

・新入社員研修は充実した内容でした。現在の部署に配属後も、ここで得た知識に何度も助けられています。所属部署では、事例ベースでの学習やアポ同行の経験を積んだ後、トライ&エラーで業務に取り組んでいますが、手厚いフィードバックを受けています。(営業職)

・オンラインでの動画視聴研修は、自分のペースでじっくり考え学べました。ロールプレイングも行っていただき、商品理解だけでなく行動の仕方なども教わりました。ただ、同期や研修担当者とのコミュニケーションの取り方は、当初は少し悩みました(現在は解消しています!)。(営業職)

・研修は、Excelの基本操作からロープレまで、幅広く行いました。この期間で、学生気分から抜け出し、仕事への姿勢も学びました。また、どの研修でも、一人一人の意見を真剣に聞き、見守ってくださっています。何より心強いのは、悩みを相談できる環境です。(営業職)

・まさか1カ月の新人研修、全てオンラインとは……と驚きでした。やりきれるサポートをしてくださった皆様に感謝しています! オンラインでのコミュニケーションの難しさを強く感じましたが、これからのスタンダードだと思えば、とても有意義な環境だったと思います。(企画職)

・ビデオ会議ツールを使ったワークが多く、研修の最中は「これで大丈夫なのかな?」と思っていました。しかし、いざ実際の業務に挑むと、ほとんどの業務でビデオ会議ツールを使うため、むしろ使い慣れておけてよかったです。(編集記者職)

・配属後は、書籍やオンライン教材で、基本的なアプリ作成やインフラ構築を学びました。終盤のアプリ制作研修では、要件定義から運用まで一連の流れを経験して、非常に勉強になりました。和やかな雰囲気で、質問など気軽にしやすい環境だったのもよかったです。(エンジニア職)

・新入社員研修は、全てオンライン教材や書籍で行われ、社会人としてのマナーを学ぶと同時に在宅での仕事に慣れることもできました。大半はリモートでもスムーズにこなせましたが、名刺交換の作法などは、出社して再度確認したいと思います。(エンジニア職)

 皆さん、前例のないオンラインでの研修に、ちょっと不安だったようですが、いずれの研修もサポートがしっかりしていると感じてくれていたようです!

──上司や先輩とのコミュニケーションはとれていますか?

・現状、コミュニケーションが取れなくて困ったことは一度もないですね。現部署では、毎日10分弱の顔合わせや、直属の先輩と質問などを共有する時間があります。個別でのチャットにも随時対応していただけますし、連携してバックアップしてくださっています。(営業職)

・気軽に聞ける環境を作っていただいているので、業務上困ったことはありません。一方で、やはり対面の方が信頼関係は築きやすいと感じるので、たまには直接顔を合わせて仕事したいと思うこともあります。(営業職)

・最近は全社的にチャットツールが導入されたこともあり、連絡がさらに取りやすくなりました。基本的に皆さんレスポンスが早いうえに、質問が多いときなどはWeb会議で対応してくださることもあります。在宅でも問題なくコミュニケーションをとれています。(営業職)

・接する機会の多い上司や先輩とは十分にコミュニケーションが取れているものの、相手となる人の偏りは感じています。オフィスにいると、周りの人と自然に会話も生まれそうですが、オンラインだと一部の人以外と話すきっかけが……。同部署の人の業務や性格がなかなか見えてこないのも悩みです。(企画職)

・先輩や上司がコミュニケーションの機会を設けてくれるので、分からないことがあったらすぐ質問できる環境だと思います。ただ、基本はチャットなので、場合によっては相手の顔色が分からず、どんなテンションで接していいか分からないことも……。(編集記者職)

・毎日オンラインで通話の場を設けてもらっています。上長との一対一の面談が週に1回30分、チームで雑談する場が週に1回30分~60分、新卒研修メンバーのお悩み相談室が週に2~3回、という感じです。(エンジニア職)

・週に一度の上司面談や、先輩方とビデオ会議をつないで仕事をする時間が設けられているので、コミュニケーションの不足は感じません。業務上の相談があれば、スケジュールで空きを確認し、ビデオ会議を入れることが手軽にできるので不満はないです。(エンジニア職)

 皆さん、コミュニケーションはオンラインで取れていると考えているようです。一方で、直接顔を合わせることがしづらい新しい生活様式ならではの、実感やお悩みを教えてくれた人もいました。

 当社が7月から導入したスマートワーク制度では、週1日は部門出社日として同僚と顔を合わせる機会をもとうとしています。現在はコロナ禍の収束するめどが立たないため、それも見送っているのですが、落ち着けば対面でコミュニケーションがとれる機会も増えていくはずです。

──在宅勤務中の息抜きを教えてください!

ルームフレグランス/音楽を聞く/体を動かす/甘いものを食べる/散歩/自分磨き/掃除/執筆活動/はまっている曲を大音量で聞く/歌う/友達と電話/たくさん笑う/少し良いコーヒーを飲む/YouTube視聴

 個性豊かな新入社員らしく、バラエティーに富んだ回答ですね。

──ずばり、入社してから現在までで成長したなと思うところは?

・肩の力を抜いて仕事ができるようになりました。毎日十数件電話をかけることができるようになり、ヒアリングの質も、少しずつですが向上していると思います。今後もスピード感を持って行動できるように頑張ります!(営業職)

・当初は電話をかけてもカミカミでしたが、最近は営業の方へアポイントメントをつなぐこともできています。また、デジタルマーケティング経験のないお客さまに寄り添って、重要性をお話しつつ、メディアへの興味を促すことも少しずつできるようになりました。(営業職)

・最近、改めてわくわくしながら仕事ができています。周りの方との関わりが深まったことはもちろん、日々できることが増えていくからだと思います。数カ月後、数年後どんな風に成長できているか楽しみです。(営業職)

・臆せず電話できるようになりました。前は電話がおっくうでしたが、今は頑張って電話しようと思えます。また、営業資料を作る際、説明することを頭に入れて作れるようになりつつあります。お客さまに電話で説明することを経験できたおかげです。(企画職)

・企業の決算発表やAIに関する記事など、今まで触れたこともなかった分野の記事が書けるようになりました。まだまだ先輩や上司に頼りっぱなしですが、もっと完成度の高い仕事ができるよう頑張っていきたいです。(編集記者職)

・技術的なところで、かなりできることが増えたと思います。勉強するほどできることが増えるのは楽しく、視野の広がりも感じます。社交性も少しずつ成長していると思われます。ゆくゆくは1つのシステムを任されるエンジニアになりたいと思っています。(エンジニア職)

・チームで仕事することを学びました。実際の開発では、コードを書いたら終わりではなく、他部署に協力をもらうことや、他の人も分かるような説明を書くことが必要でした。自分一人ではできなかったことができるようになり、できることの幅が広がりました。(エンジニア職)

 社会人として一歩踏み出すことで、自分の幅が広がったという感想や、具体的にできることが増えたという報告がたくさんありました。それぞれの価値を高めてくれている様子に、陰ながら応援している私たちも、とても喜んでいます。

 新入社員の皆さんは、新型コロナウイルスで否応なく変化した環境にもしっかり適応し、実力を身に付けて立派に成長してくれている様子です。当社としても、そんな新社会人たちを全力でバックアップしていきます!