アイティメディアの「企画」ってどんな仕事?

 アイティメディアは「ITmedia NEWS」や「@IT」「ねとらぼ」など、さまざまなWebメディアを運営する企業ですが、以前別の記事でご紹介したように、読者からコンテンツに直接お金を払ってもらっているわけではありません。

 当社のビジネスは、運営しているメディアに価値を感じてくれたクライアントに、広告やリードジェネレーションといった商品を活用してもらうことで成り立っています(※)。
(※)アイティメディアのビジネスモデルの詳細はこちら

 そこで欠かせないのが、クライアントのニーズに合わせてさまざまな商品やイベントを生み出していく「企画」の仕事。今回はアイティメディアの企画職がどんな仕事をし、日々どんな風に働いているのかを、社員の実例を交えてご紹介します。

「企画」って何をする仕事なの?

 上にも書いたように、アイティメディアのビジネスは、情報収集や課題解決を目指して記事を読みにくる読者と、製品やサービスを訴求したいクライアントを結び付けることで成立しています。

 ざっくりと説明すると、付加価値の高い専門メディアとして情報を発信することで、感度の高い読者が集まる。メディアを通じてそうした読者との「接点」をクライアントに提供し、利益を得て、さらにメディアを発展させていく――というサイクルを回すことで、事業を運営しているわけです。

21年3月期第1四半期決算資料より

 

 このサイクルの中で「対読者」の部分を担うのが編集記者です。読者を第一に考え、「こんなことが知りたい」「こんな課題を解決したい」などのニーズに応えてコンテンツを作っていくのが仕事です。

 一方、「対クライアント」の部分を担っているのが営業です。クライアントの「こういうターゲットに訴求したい」「製品やサービスの良さを広めたい」といったニーズに寄り添って課題解決をサポートする、マーケティングパートナーのような存在です。

 では、企画の立ち位置はどこかというと、編集記者と営業の“間”です。読者とクライアントのニーズを満たし、両者をよりよい形でつないでいくための商品や企画を考え、メディアの売り上げを最大化していく仕事になります。より効果的な広告が出せるよう複数の枠を組み合わせたプランを提案したり、特定の業種や業界の読者をターゲットにしたセミナーを企画・運営したりと、業務の幅が広いのも特徴です。

 編集とも営業とも協力して仕事を進めるポジションのため、社内外の関係者との相談や打ち合わせが多く、コミュニケーション力や調整力が求められるポジションでもあります。

企画職の1日

 続いて、企画職のメンバーが毎日どんな風に働いているのか見ていきましょう。

 アイティメディアでは、2020年7月から部門ごとに設定した出社日(週1日)以外は働く場所を自分で選択できる「スマートワーク制度」を実施しています。現在は新型コロナウイルスによる影響を加味し、多くの社員がほぼ毎日在宅勤務を行っており、今回ご紹介するタイムスケジュールも、在宅勤務中のものです。

【若手メンバーEさんの場合】

8:30~10:00 起床、身支度、家事
10:00~11:00 問い合わせ対応、ミーティング
11:00~12:00 会議(メディア商品別の売り上げ、営業状況の確認、GAP対策など)
12:00~12:30 営業からの案件相談
12:30~13:00 昼食(忙しい日は事務作業もしながら)
13:00~14:00 アポイントメント同席(クライアントへの提案に同行し、営業メンバーの提案を支援)
14:00~15:00 会議(企画メンバーで新規商品のアイデアブレストと実装に向けた意見交換)
15:00~16:00 会議(編集部との合同会議。メディア別売り上げの確認や新規企画のテーマ相談などをする)
16:00~18:00 作業時間(進行中プロジェクトの状況確認と進行管理。状況把握、情報整理、残っているタスクの割り振りなど)
18:00~19:00 問い合わせ対応(営業メンバーからの質問や提案相談に対応する。メールやSlackで返信するが、ミーティングになることも多い)
19:00~21:00 事務作業(稟議書提出、イベント講師講演料処理、外部メディアへのメール返信など)
21:00~22:00 夕食
22:00~ 2:00 余暇(ドラマ視聴、ネット通販、趣味の写真編集など)
2:00~ 8:30 就寝、睡眠

~ポイント~
①企画職のミッションは、メディアの売り上げを最大化すること。営業のように直接クライアントとやりとりするわけではありませんが、売り上げがKPIとして設定されています
②主な仕事は「営業からクライアントへの提案のサポート」「新しい商品や企画作り」「進行中の案件やプロジェクトの進捗管理」の3つ
③企画職の多くは、Eさんのように午前10時~午後6時45分勤務(+残業)です。残業時間は忙しさ次第ですが、長時間労働が続かないよう会社や上司がチェックしています

【子育て世代Fさんの場合】

7:00~ 9:30 起床・身支度・子供の送迎
9:30~11:00 作業時間(ToDo整理、メールやSlackの返信、商品の仕様まとめ、営業向けの資料作成など)
11:00~12:00 打ち合わせ(新商品の運用体制やフローについて、社内の関係部門と打ち合わせ)
12:00~13:00 昼食(Netflixで海外ドラマなどを見ながら)
13:00~14:00 デスクワーク(担当商品の市場調査、新商品のテスト配信結果の確認、営業からの問い合わせへの返信など)
14:00~15:00 打ち合わせ(新商品の実装方法やスケジュールについて、社内の技術開発チームと打ち合わせ)
15:00~16:30 デスクワーク(申請の提出、翌週の打ち合わせのセット、担当業務の進捗状況の確認など)
16:30~22:00 子供の対応、家事(子供の送迎、夕食、風呂、寝かしつけ、家事など)
22:00~23:30 余暇または残りの仕事
23:30~ 7:00 就寝、睡眠

~ポイント~
①企画職の仕事に「自分一人で完結する」ものはほとんどありません。スムーズに仕事を進めるためにも、細やかなコミュニケーションや報連相が大切です
②複数の案件が同時進行することも多いため、スケジュール管理は必須! マルチタスク処理や臨機応変な対応を得意とする方に向いているかもしれません
③アイティメディアは時短勤務もOK。子育て中の方など、ライフステージに合わせて働き方を選ぶ社員も増えており、Fさんのように午前中は早めに仕事をスタートする人も

【中堅メンバーGさんの場合】

9:30~10:00 起床、身支度
10:00~11:00 メール対応、記事確認(担当メディアを中心に掲載記事をチェック)
11:00~12:00 社内会議
12:00~14:00 作業時間(企画書作成、データ分析、Slackなどでの相談対応)
14:00~15:00 昼食
15:00~16:00 アポイントメント同席
16:00~16:30 社内会議
16:30~19:30 作業時間
19:30~ 1:00 家事、余暇
1:00~ 9:30 就寝、睡眠

~ポイント~
①商品を売る営業とは、お互いに助け合いながら動いていく関係。アポイントメントに同席したり、ミーティングをしたりするだけでなく、Slackなどを通じて「ちょっとした相談」に乗ることも多いそう
②商品の原価を把握しているのは、実際に商品を考案・設計している企画職です。「既存の商品をアレンジしたい」「継続受注のために値引きをしたい」といった営業からの相談を引き受けるのも企画の仕事の1つ
③読者が求める情報も、クライアントのニーズも常に移り変わっていくもの。どの商品のどんな点が良かったのか、改善点はどこにあるかといった、データ分析も欠かせません

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 広告商品を生み出し、ブラッシュアップしていく企画は、外からはなかなか見えにくい仕事かもしれませんが、アイティメディアが「企業として稼いでいく」ために必要不可欠な存在です。営業と編集をつなぐ潤滑油であると同時に、メディアビジネスを推進するエンジンでもある、とても重要な仕事です。メディアを活用したビジネスに真剣に取り組みたい方には、ぜひ目を向けてもらえればと思います。

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