アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大槻利樹）は、5月31日、当社が運営するIT導入支援のための会員制Webメディア「TechTargetジャパン（ http://techtarget.itmedia.co.jp/ ）」において、ERP（*1）の製品選定とIFRS適用と支援を目的とした専門メディア「ERP＆IFRS （ http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/application/ ）」を開設し、日本でもその適用で注目を集める国際会計基準(IFRS)についてのITシステム選定・導入支援に関するコンテンツを追加・拡充しました。また今回の開設に伴い、TechTargetジャパンで展開する18の専門メディアのうち、基幹系製品の選定・導入を支援する「ERP」は「ERP＆IFRS」に名称変更しました。

日本においてIFRSの任意適用は2010年3月期から一定の上場企業に認め、強制適用については2012年が判断の目途とされています。IFRSの最大の特徴として、詳細なルールを定めた日本基準の規則主義とは対照的に、会計処理の基本のみを示す原則主義があります。IFRSの適用は、日本企業の会計処理や業務プロセス、特にITシステムに大きな影響を与えるといわれ、導入には相応の準備が必要とされています。

IFRSの任意適用が開始され、企業のIFRSプロジェクトにかかわる読者も多いと予想されることから、「ERP＆IFRS」では、ERPなどITシステムの選定にかかわる情報の充実を図りました。企業の経営企画部門、IT部門などのマネジャーや事業計画に携わる読者に向けて、ITシステムに詳しい公認会計士や経営コンサルタントなどの識者が、それぞれの視点でERP全般と、経営・業務・システムへのIFRSのインパクト、IFRSに関連するITシステムの選定情報を分かりやすく解説します。またITベンダー企業によるホワイトペーパー（*2）も提供します。

当社ではすでに企業価値の向上を図る経営層やCFO、財務実務担当者向けに「IFRS 国際会計基準フォーラム（ http://www.atmarkit.co.jp/im/fa/ ）」を開設し、IFRSをより深く理解するための記事コンテンツを提供しています。今後はTechTargetジャパンの「ERP＆IFRS」と合わせて、IFRS適用を検討している企業の効果的対応を、ITシステム選定と財務・会計の両面からサポートできるような最新情報を提供していきます。

*1　Enterprise Resource Planningの頭文字を取ったもので日本語では、「統合基幹業務システム」や「統合業務パッケージ」と呼ばれるもの。
*2　ハードウェア／ソフトウェアメーカーが、自社製品の優位点をアピールすることなどを目的に、製品に組み込まれた技術の解説などをドキュメントとしてまとめたもの。

以上

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• アイティメディア株式会社　広報担当
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