アイティメディア株式会社

アイティメディア株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大槻利樹）は、2011年9月13日から9月30日までインターネット上で開催したバーチャルイベント（*1）「ITmedia Virtual EXPO 2011」が大盛況のうちに終了したことをご報告します。18日間の開催期間中には3,677名が来場し、資料のダウンロード回数は前回からほぼ倍増の2万101回を記録しました。

「ITmedia Virtual EXPO 2011」は、「転換期のITとモノづくり」をテーマに掲げ、日本企業の更なる成長をサポートするITの先端技術や製造技術を集結させたものです。「復興／事業継続」「クラウド／仮想化」「セキュリティ」「モノづくりIT」「スマートテクノロジー」「ARCserve Days 2011（日本CA株式会社の協賛による）（*2）」の6つのゾーンに分かれ、それぞれのゾーンにおいて、有識者による講演動画のほか、出展企業が提供する製品・サービスのカタログや資料を集め、来場者が閲覧できるようにしました。

昨年秋に続いて2回目の開催となった本EXPOでは、出展企業の製品・サービスに関するカタログや資料が合計で2万101回ダウンロードされ、来場者一人当たりの平均ダウンロード回数は前回の2倍以上の5.5回となりました（*3）。また、平均滞在時間も前回より約15分伸びて2時間30分を超えており（*4）、来場者の情報収集活動が活発化していることが分かりました。当社ではこの結果から、重い資料を持ち運ばずに情報を集められる、時間・場所の制約なく参加できるというバーチャルイベントならではの利点をご活用いただいたことに加えて、ビジネスにおける情報収集により一層積極的な方に多くご来場いただいたと分析しています。

また今回は、実際の会場を設けたイベントとバーチャルイベントのそれぞれの特長を生かし、より多くの来場者に利用いただく目的で、2011年9月20日から21日まで東京都千代田区で開催された「Asia Innovation Forum 2011（*5）」をバーチャルイベント形式でも同時に開催する“ハイブリッド型”の開催を試みました。その結果、バーチャルイベント形式のAsia Innovation Forum 2011のゾーンには合計762人が来場し、この会場内で配信した出井伸之氏（クオンタムリープ株式会社 代表取締役ファウンダー＆CEO）と楠木建氏（一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授）の特別対談「日本企業の“真”の強みとは何か」は、ITmedia Virtual EXPO 2011の中で最多の視聴数となりました（*6）。

今後もアイティメディアは、インターネットの特長を生かしてバーチャルイベントの利用価値を高めていくとともに、実際の会場を設けたイベントとの組み合わせによる相乗効果の最大化を図り、日本におけるバーチャルイベント事業のリーディングカンパニーを目指します。

「ITmedia Virtual EXPO 2011」の実施結果

*1　バーチャルイベントとは https://corp.itmedia.co.jp/corp/ad/ve.html
インターネット上で開催する展示会・セミナー。参加者はオンライン環境で講演動画の視聴や資料のダウンロードができるほか、来場者同士または展示ブース担当者とのチャットやメッセージ交換も可能。時間や場所の制約を受けることなく、効率的に情報収集を行うことができる。アイティメディアは、バーチャルイベントのグローバルリーディングカンパニーである米国のON24 Inc.と業務提携し、2009年11月より日本市場でのバーチャルイベントサービスの提供を開始。現在までに20を超えるバーチャルイベントを実施している。

*2　「ARCserve Days 2011」のみ2011年10月31日までの開催

*3　2010年の来場者一人当たりの資料ダウンロード回数は2.5回

*4　2010年の来場者一人当たりの平均滞在時間は約2時間15分

*5　Asia Innovation Forum 2011について
アジア各国のビジネスリーダー・企業経営者／実務担当者、政策担当者、金融専門家、ジャーナリストなど様々な業界のオピニオンリーダーが参加するカンファレンス。アジアの「人材」「技術」「金融資本」を有機的・戦略的に掛け合わせ、イノベーション創出を促すプラットフォームとして、次世代の新産業創出を目指す。2011年9月20日から21日に開催された。（主催：クオンタムリープ株式会社）

*6　特別対談「日本企業の“真”の強みとは何か」の視聴数は640

以上

本件に関するお問い合わせ

• アイティメディア株式会社　広報担当
  https://corp.itmedia.co.jp/pr/inquiry/