2024年6月27日更新

当社は、2024年6月27日開催の取締役会において、持続的成長と中長期的な企業価値向上を図るために、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、下記の通り決議いたしましたので、お知らせいたします。

記

１．現状評価

2024年3月期は減収減益となったことで、資本効率の指標となるROEは15.3％となりました。一方、財務健全性の指標である自己資本比率は86.2％となり、前期末比1.7pt上昇しました。

このような状況下において、当社は、2024年1月31日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」の方針を決定、公表いたしました。本方針に基づき、配当方針の変更を行い、大幅な株主還元の強化を実行いたしました。

その結果、株価の指標となるPBRは3.62倍となり、昨年比1.2倍に上昇しました。

当社は引き続き、十分な財務健全性を維持しつつ、事業成長のための資金活用と資本効率の改善による資本コストの最適化を進めてまいります。

２．方針・目標

現状分析を踏まえ、以下の方針を掲げ、取組みを推進してまいります。

（１）成長戦略

　　・中期目標達成確度を高めるＭ＆Ａの実施
　　・事業領域の拡大
　　・適切な経営資源配分を実施するための事業ポートフォリオマネジメント

（２）財務戦略

　　・資本構成の見直し、余剰資金の圧縮による資本効率の改善
　　・株主還元の強化
　　・有利子負債の積極活用

（３）ＩＲ活動の充実

　　・株主、投資家との対話の促進
　　・英文開示の拡充
　　・ＩＲサイトリニューアルによるＩＲ情報の充実

■English Here

　「Measures to Promote Management With an Awareness of Cost of Capital and Share Price」

以上

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