@IT、新規コンテンツを大きく拡充しリニューアル
~最新テクノロジー動向を伝えるコンテンツでITエキスパートの問題解決を支援~
アイティメディア株式会社
アイティメディア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大槻利樹)は、本日、ITエンジニア向けの技術情報メディア「@IT(アットマーク・アイティ、 http://www.atmarkit.co.jp/ )」をリニューアルし、最新のテクノロジー動向を伝えるコンテンツを大きく拡充します。技術進歩のスピードが速く、トレンドが激しく変化する今日のテクノロジー業界において、@ITでは常に最先端の動向を伝えることで、ITエンジニアの問題解決を支援していきます。合わせて、ITエンジニアが今最も読むべき情報がひと目で分かる画面デザインに刷新します。
@ITは2000年5月にオープンし、「ITエキスパートのための問題解決メディア」として、プログラミング言語ごとに入門から応用を解説する記事や、データベース、ネットワーク、セキュリティといった専門分野ごとの解説記事を数多く提供し、今日までIT産業の発展に貢献するよう努めてきました。ITエンジニアの皆さまには、専門性が高く正確な情報が得られるメディアとして親しんでいただき、ご評価いただいてきました。
@ITの開設から13年、ITバブルの崩壊やリーマンショックに端を発した市場の低迷を経ながら、技術面ではシステムリソースの仮想化技術やクラウド技術の進化、スマートデバイスの登場・普及によるワークスタイルの劇的な変化など、ITエンジニアを取り巻く環境は変わり続けています。
また、近年の大きな潮流の変化のひとつとして、「ITのコンシューマライゼーション」と呼ばれるように、コンシューマー向け市場で発展した技術や製品が企業向けITの分野にも影響を与えるといったパラダイム転換も見られます。このコンシューマー向け技術の分野は進化のスピードが非常に速く、常に新しい情報を取り入れることが求められます。一方で、ITエンジニアにおいては、日々の業務を遂行しながら先を見据えて学び続けることは容易ではないことから、最先端の技術情報を正しく効率よく学べる場が求められています。
このような状況の下、@ITでは、個別の技術解説にとどまらず、ITエンジニアが今捉えておくべき新たな業界動向や技術トレンドに焦点を当て情報発信することがITエンジニアにより高い価値を提供するものと考えます。そこで今後は、テクノロジー業界の先を読む特集テーマを毎月定め、そのテーマに基づいて各技術分野の記事を掲載し、記事を集約した特設ページを設けます。これにより、ITエンジニアが効率よく仕事の質を高めながら、さらには自身のスキルアップやキャリア設計において必要な、業界の先を見通すための情報をいち早くお届けします。
<特集テーマの予定>
10月 | DevOps(デブオプス)で変わる情シスの未来 http://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/features/kwd/devops.html |
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11月 | ビッグデータの本当の価値を引き出す http://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/features/kwd/dataanalytics.html (11月公開予定) |
これに合わせて、画面デザインも一新し、トップページにおいてはその時に読むべき特集記事がひと目で分かる構成とするほか、カテゴリを開発/運用構築/設計/キャリア&スキルの4つに分け、ITエンジニアが自身の担当する業務に関する記事を見つけやすくします。
また、本日新たに「Test & Tools」と「System Design」の2フォーラムを新設し、全体として、次のような構成で情報発信していきます。
@ITの全体構成 | 運用・構築 ・Windows ・System ・Server & Storage ・DB ・Linux ・Network ・Security |
設計 ・System Design(新設) 開発 |
キャリア&スキル (@IT自分戦略研究所) News |
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「Test & Tools」:確実で効率のよいテストを実施するための各種手法とツールに関する情報を提供
「System Design」:仮想化やクラウドなど様々なテクノロジーを効果的に活用し、経営に寄与するITシステムを構築するための情報を提供
アイティメディアは今後も、@ITにおける情報発信を通じて、ITエンジニアが日々の業務で直面する技術課題の解決や、限られた時間の中でも新たな業界動向や技術トレンドを取り入れ、技術力向上やキャリア形成に努めるという長期的な挑戦をサポートしていきます。
特集テーマの詳細
10月 | DevOps(デブオプス)で変わる情シスの未来 ~意義と価値、実践方法が分かる最新トレンド~ http://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/features/kwd/devops.html 今やクラウド、ビッグデータに次ぐキーワードになったDevOps。しかし、前者2つが通過したようにDevOpsも言葉だけが先行しており、その意義や価値に対する理解はまだ浸透しているとは言えません。ではなぜ今、DevOpsが必要なのでしょうか?――本特集では国内でDevOpsのトレンドをけん引しているキーマンにあらゆる角度からインタビュー。DevOpsの基礎から、企業や情シスへのインパクト、実践の課題と今後の可能性までを見渡し、その真のカタチを明らかにしていきます。 |
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11月 | ビッグデータの本当の価値を引き出す ~分析・解析してこそデータの意味がある~ http://www.atmarkit.co.jp/ait/subtop/features/kwd/dataanalytics.html (11月公開予定) ビッグデータが引き続き注目を集める中、「データ解析」や「データ分析」「データサイエンティスト」といったキーワードへの注目が急上昇しています。これは、ビッグデータに取り組む多くの企業が、「社内データを適切に集めるフェーズ」から「データを解析・分析して実際の業務に生かすフェーズ」へ移行しつつある現れだと考えられます。他方で、特に国内では、これらデータ解析・分析のノウハウや人材が非常に不足していることも顕著になっています。本特集では、データ解析・分析のノウハウを分かりやすく解説するほか、最新事例などを紹介し、ビッグデータの新たな一面をお届けします。 |
*1 DevOps(デブオプス)
情報システムの開発担当者(Development)と運用担当者(Operations)が協力し、より短期間で柔軟にシステムの改善が行える環境を作ることによって、ビジネスを前進させるための実践方法。開発担当者はより良いシステムを作るために継続的に変更・修正を行う必要がある一方で、運用担当者はより安定的にシステムを稼働させるために頻繁な変更に対して慎重であることが多く、両者の役割の違いがシステム改善の障壁となる場合があるが、これを解決しビジネス要求に対して迅速に応える体制を目指す。
参考記事:いまさら聞けない「DevOps」(@IT)
*2 ビッグデータ
従来のシステムでは記録や解析・分析などの処理が困難なほど量が多く、内容が複雑で、日々膨大に増えていくデータのこと。例として、ソーシャルメディアやスマートフォンの利用状況から得られるデータや、ICカードの利用履歴データなどが挙げられる。近年、ITの進歩によってこうしたデータの記録や解析・分析が可能となり、経営分析やマーケティングなどビジネスへの活用に注目が集まっている。
以上
本件に関するお問い合わせ
- アイティメディア株式会社 広報担当
https://corp.itmedia.co.jp/pr/inquiry/